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油圧コンクリートチェーンソー / MDC-300

特長

・軽量(7.3kg)コンパクト、低騒音!

・チェーン脱着、緩み調整操作も簡単!
 (最大切断深さ300mm)

・耐久性に優れたダイヤモンドチェーン装備!

仕様

型式 MDC-300
外形寸法(mm) L692×W283×H305 (油圧ホース除く)
本体質量(kg) 7.3
最高圧力(MPa) 15.5
最大油量(ℓ/min) 20
許容背圧(MPa) 1.35
バーサイズ 330×57.2
回転数(rpm) 5000 (20ℓ/min時)
チェーンセグメント 50個
所要水量(ℓ/min) 9
所要水圧(MPa) 0.3
給水用タケノコ外径(mm) 9
接続口金 3/8インチカプラ

製品ムービー

使用方法

切断プランの確認

1.油圧コンクリートチェーンソーMDC-300は電気絶縁されていません。
  コンクリート内部及び切断現場の近くに電気的配線がされていないか確認し、
  必ず電源を切ってから作業を行うようにしてください。

2.壁などの構造物を切断する場合は、倒壊などの事故に繋がらないように気を付けてください。

3.切断物にバーやチェーン部が挟まらないように必ず切断手順を作ってから切断作業を始めて
  切断物の落下に気を付けてください。

4.マーカーを使って切断ラインを書いておくと便利です。

5.長い縦及び横切断する場合、バーのノーズを使って初めにラインを削ってガイド溝を付けておくと
  作業がしやすくなります。
  溝が直線切断のバーのガイドになります。

 

新しいチェーンの使用について

1.新しいチェーンを使用する際には、コンクリートブロックなどを切断し、
  セグメントのドレスアップを行ってください。

2.セグメント部を目視し、ダイヤモンド粒子が外周表面から突出していることを確認してください。

3.作業開始後30分間は新しいチェーンの張り具合をよく確認してください。

 

切断手順

 <注意>
 始動前及び操作中、ハンドガードがしっかり付いているか確認してください。
 確認を怠ると深刻な怪我に結びつくことになります。

 

1.使用前の注意事項を確認ください。

2.補助ハンドルは、基本的に左手で握り、右手でコントロールレバーを握ってください。

3.対象物にチェーンソーを当てて下さい。

4.安全ロックレバーを握り、コントロールレバーを更に握りこんでください

5.切断幅はチェーンセグメントの幅と同じ幅になります。
  セグメントの幅が既存の切断幅より狭くなった場合、チェーンの破損を引き起こしますので、
  注意してください。

6.切断する時は、チェーンを急激に押し込まないでください。
  チェーンの寿命及び性能が落ちることになります。

7.切断を開始すると切断の方向を簡単に変えることはできません。
  切断時は、曲げたり、ひねったりしないでください。

8.最良の切断をする為には、過度の押し付けはせず、チェーンスピードが落ちない程度の押し付け力で
  作業をしてください。

9.切断の間、チェーンの張り具合をチェックするようにしてください。

 

チェーンソーの停止及び保管

1.コントロールレバーを離し、チェーンソーを停止させてください。

2.取扱説明書に従い、油圧源を停止させてください。

3.水の供給システムを停止してください。

4.チェーンソーの油圧接続部を外してください。

5.汚泥を洗い流し、乾燥させてください。

 <注意>
 油圧源が作動している間、ホース、カプラ等を絶対に外さないようにしてください。

 

チェーンソーのノーズを下に向け、水を流し出してください。
できれば、エアーコンプレッサーのエアーで水を吹き飛ばしてください。
次の使用のために、潤滑油をチェーンソー全体にスプレーしてください。
チェーン、バー、ノーズスプロケットが、オイルでコーティングされていることを確認してください。

 

バーの取付方法

1.バーが曲がっていないことを確認してください。
2.バーレールが直角になっていることを確認してください。
  バーレールが摩耗すると、刃先に粗い削り目が付くようになります。

 

3.ノーズスプロケットがスムースに回転するか確認してください。
4.バーの先端とチェーンシャーシの隙間を確認してください。新品の場合は、0.8mmの隙間があります。
  バーは、チェーンシャーシがバーの側面に乗り上げるようになる前に交換してください。

 

5.下側のレールは、切断時、下方向への動きが多いため、上側のレールより早く摩耗します。
  平均的に摩耗させるため、定期的にバーを裏返して使うようにしてください。
6.バーレールの摩耗状態を確認してください。
  チェーン用の溝に、チェーンが触れるようになってしまった場合、バーレールは摩耗していると
  考えられます。
7.部品図28番のスタッドボルトと45番のナベ小ネジをバーの穴にはめ、取り付けてください。
  19番のチェーンカバーと29番のフランジ付ナット2個を取り付けてください。
  フランジ付ナットは、9/16インチ(約14.2mm)のボックスレンチで締め付けてください。
8.油圧源と油圧コンクリートチェーンソーが繋がっていないことを確認してください。
  水の供給システムをチェーンソーに繋ぎコントロールレバーを握りこんで、水が適切に流れることを
  確認してください。
  水は、バー及びノーズスプロケットの上下3つの穴から出てきます。
  もし、出ない場合は、太さ3mm位のワイヤーを使い水ポートを清掃してください。
  水ポートは30°の傾斜がついています。

 <注意>
  詰まっている水ポートの状態でチェーンソーを使用しないでください。
  詰まっている状態で使用すると、機械がオーバーヒートしたり、故障の原因になります。

 

チェーンドライブスプロケットの点検と取付方法

ドライブスプロケットAss’yはトラントルクとチェーンドライブスプロケットで構成されています。

 

次の手順で進めてください。

1.チェーンドライブスプロケットの凸部分が摩耗していないか確認してください。
  0.8mm以上摩耗している場合は、交換してください。

 

2.チェーンドライブスプロケットを取り付ける前に、乾いた汚泥やごみ等がトラントルクの内径ネジ部に
  付いていないか、また、Ass’yの摺動部の間に付いていないかを確認してください。
  トラントルクに潤滑油を差さないでください。

3.トラントルクが、シャフト全長上を完全に動くかスライドさせて確認してください。

4.チェーンドライブスプロケットをトラントルク上でスライドさせ1.5mmほど縁が残るように
  入れ込みます。トルクレンチが使えるようにナットの平面部が突き出ているのを確認してください。

5.トラントルクを手で時計回りに締め付けてください。
  上部から見て、チェーンドライブスプロケットの中心がバーの溝部の中心になるようにしてください。

6.プライヤーでチェーンドライブスプロケットを固定し、トルクレンチでトラントルクを
  22.6N・mの強さで締め付けます。

 

チェーンの点検とメンテナンス

使用前に必ずチェーンの状態を確認してください。

1.セグメントの脱落、破損がないか確認してください。
  50セグメントが1つのチェーンに付いています。

2.亀裂、オーバーヒート、その他破損の兆候がないか確認してください。

3.チェーンシャーシに摩耗が無いか確認をしてください。
  もしチェーンが伸び切ってしまっている場合は交換してください。

4.セグメントの摩耗を確認してください。セグメントの高さが1.5mm以下になってしまったり、
  セグメントとチェーンシャーシの横幅が同じになった場合、セグメントは摩耗していると考えます。
  使用後は、汚泥やごみをチェーンから落として、錆を防ぐため潤滑油でコーティングしてください。

 

チェーンの取付方法

<警告>
始動前に油圧源の接続を切らないと重大な事故に繋がるおそれがあります。

1.油圧源と油圧コンクリートチェーンソーが繋がっていないことを確認してください。
2.部品図29番のフランジ付ナット2個を緩め、19番のチェーンカバーを外してください。
  次に45番のナベ小ネジを反時計回りに回し取り外してください。
3.バーと32番チェーンドライブスプロケットを取り付けてください。
4.チェーンのドライブリンクがバーの溝に入っていることを確認しながら、
  チェーンドライブスプロケットの周りにチェーンを置いてください。
  次にチェーンドライブスプロケットの切り欠きをバーの上部溝に入れてバーの周りをスムースに
  動くか確認してください。
  チェーンを逆向きに取り付けると、故障の原因となります。
  全てのチェーンドライブスプロケットの切り欠きがバーの溝の中にしっかり入っていることを
  必ず確認してください。
5.19番のチェーンカバーを戻し、29番のフランジ付ナットを取り付けてください。
  (その際強く締めすぎないでください)。
  チェーンがバーにしっかり取り付き、チェーンがバーの周りを回転するまで、
  45番のナベ小ネジを時計方向に締め込みます。
  チェーンの張り具合は、チェーンドライブスプロケットの切り欠きが溝から完全に外れる前に再調整が必要です。

 <注意>
  作業中にチェーンが緩むとチェーンが飛び出すおそれがありますので、注意してください。

6.29番のナットを強く締めてください。

 <警告>
  ガードなしでの作業は絶対に行わないでください。重大な事故に繋がるおそれがあります。

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