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パワーチェッカー / PGH-30

特長

・打撃エネルギー10~30Jの打撃力判定が可能!
 油圧、エアーチッパー、小型電動ハンマーの打撃力判定が可能です!

・判定時間はわずか10秒!
 判定準備も製品をセットし、切換弁を締めれば完了です。

・製品貸し出し時の現場でのトラブルを未然に防ぎます

仕様

型式 PGH-30
外形寸法(mm) 805×470×845
質量(kg) 約70(工具除く)
測定範囲 打撃エネルギー10~30Jの機械
標準付属工具種類 ①工具アダプタ
②チッパー用ロットφ17.5シャンク
据付 アンカーナットをコンクリート基礎に打込後、
M16六角ボルトにて4隅固定
その他 1) 表示パネル 2段階角度調整可能
2) 高圧ガス封入アキュムレータ装備
3) 装置内部に作動油(ISO VG32相当)封入
4) 温度コントローラーと加熱装置装備(100V  1.5kW 15A)


[本装置の使用条件]

打撃エネルギーが10~30J相当のハンド油圧・エアーブレーカ、電動工具
(電動工具に限り、30J以上でも測定可能な機種がございます。当社にてご相談下さい)


[当社製品の対象機種]

油圧ハンドブレーカ BH-05B型

使用方法

[装置の据付]

1.据付場所はしっかりとしたコンクリート基礎の場所にして下さい。

2.市販のコンクリートドリルにて穴を開けます。(4箇所 穴径φ22mm 穴深さ68mm)

3.開けた穴に付属のアンカーナット(GA-16Mグリップアンカー)を打込みます。

4.アンカーナット打込み後、本装置をB-16×55六角ボルトとMZ03Z027Aザガネにて固定します。

 

[測定手順]

1.測定前

(1)日常点検を行って下さい。(下記参照)

(2)測定対象機のシャンクに対応する工具をセットします
(工具がセットされている場合はガイドに工具を差し込みます)

(3)測定対象機を載せます。

(4)切換弁のコックを閉じます。

※寒い時期(外気温10℃以下)はパワーチェッカーの暖気が必要です。
温度コントローラーの電源を入れ加熱装置を使用し暖気してから測定を始めて下さい。
※暖気中は異常時すぐに電源を切れるように装置の近くに居て下さい。
※温度コントローラー内部に結露が起こらないように注意して下さい。

暖気時間の目安
外気温0℃にて25℃まで暖気にかかる時間 : 約20分

 

2.温度コントローラーの使用方法

(1)温度コントローラーのコンセントを100V電源に繋げます。

(2)スイッチをONにします。

(3)電源がONになると温度表示部に『888』、0~100の数値後、現在温度が表示されます。

(4)温度設定(出荷時の設定では25℃になっております)

①温度設定ボタン(上昇、下降のどちらか※)を1回のみ(約0.3秒)押すと設定値を約1秒間表示させます。
その後2~3秒後に自動的に現在温度表示に切り換わります。
設定値が25℃になっていることを確認して下さい。
※温度設定ボタンの同時押しは絶対に行わないで下さい。

②設定値が25℃でない場合、設定温度を上げる時は上昇ボタンを、下げる時は下降ボタンを押します。
1回(約0.3秒くらい)押すと、1℃変化します。押し続ける時は連続して変化します。

③はじめは連続して押し続け、設定値に近づいたら、1回押しを何回か行い設定値の25℃に合わせます。
ボタンから手を放せば2~3秒後自動的に現在温度を表示します。
設定値の確認、通常運転中も含め、温度設定値を知りたい時は、上昇または下降ボタンのどちらかを1回のみ(約0.3秒)押すと、設定値を表示します。
(3秒以内に更に1回押すと設定値が変化します)

(5)設定が完了しましたら設定温度まで自動的に加熱します。
加熱中はヒーター通電中のランプが点灯します。

(6)設定温度に達したら自動的に加熱を停止し、ヒーター通電中のランプが消灯します。

(7)電源ONのまま測定可能ですが、測定終了後は必ずスイッチをOFFにするかコンセントを抜いて下さい。

 

3.測定

(1)対象機種を通常作業と同じ姿勢で打撃します。

(2)打撃を開始すると圧力計の圧力が上昇し、針が安定するところ(打撃しても上がらない)まで上昇したら打撃を終了します。
その値が測定値になります。(測定完了までの目安は約10秒です)

 

(3)判定基準に対する測定値を確認します。
対象機種の型式が記載されている範囲内かを確認。(下図はBH-05B測定時の例)

※弊社製品以外で打撃エネルギーが測定範囲内(10~30J)かつシャンク形状も純正工具を使用できる機種の判定基準につきましてはお客様にて基準をご決定下さい。
判定ラベル(無地)が付属していますので目盛盤に貼り付けてご使用下さい。

(4)判定後、切換弁のコックを開けます。

 

(5)1回の測定で判定するのではなく数回の測定による平均値での判定を推奨します。

(6)測定終了後は対象機種を装置から降ろします。 その際工具の落下には十分注意して下さい。

 

4.工具ガイド

(1)セット方法

①工具ガイドをピストン側の凹みにM8タップ位置を合わせピストンを差し込みます。

②工具ガイドのM8タップ穴に鋼球をいれます。

③M8止めネジを6mm六角レンチで締込み、一度奥まで当たったら半周ほど緩めます。

④止めネジにM8ナットを入れて13スパナで固定します。

 

(2)使用方法
工具ガイドに工具を差し込み打撃します。
この際、セット時の固定が不十分だと測定中に工具ガイドが外れて怪我をする場合がありますので十分注意して下さい。
工具は純正またはガイド内径がφ25mm以下で使用済みの先端が丸くなった工具を使用して下さい。

 

(3)取付方法

①M8ナットを緩めます。

②止めネジを緩めます。

③工具ガイドを上下に動かして鋼球を取り出します。

④工具ガイドをピストンから取り外します。

保守点検

1.日常点検(使用前)

 

2.定期点検(月に1回程度)

[点検表]

番号 日常 定期 点検項目 処置
M16六角ボルトの緩み 増締め
◇ ② M12六角穴付ボルトの緩み 増締め
◇ ③~④ M6六角穴付ボルトの緩み 増締め
◇ ⑤ ドローボルトナットの緩み 増締め
◇ ⑥ M18プラグの緩み 増締め
キャップの緩み 増締め
M8ナットの緩み 増締め
◇ ⑨~⑪ ホース金具の緩み 増締め
  ◇ ⑫~⑭ ホースの損傷 交換
  ◇ ⑮  〇 各部油のにじみ 修理
工具の亀裂・損傷 交換
 〇 工具ガイドの摩耗・損傷 交換
⑱⑲ 配線の損傷 交換

※1) ◇印はカバーを外して確認下さい。
※2) ⑨~⑲に異常があった場合は当社または当社サービスセンターまでお申し付け下さい。

 

 

 

[ピストンの高さ(=内部油量の確認)]
カバーを外して切換弁を全開にした状態で下図の位置で高さを測定し、範囲内であることを確認して下さい。
低い場合は当社または当社サービスセンターにご連絡下さい。
長期間ご使用にならない場合は錆止めのためピストン先端に油を塗布願います。

 

 

3.校正(1年に1回) ※有償

当社にお申し付け下さい。お客様の装置をお引き取りさせて頂き、当社にて校正作業後ご返却させて頂きます。
また校正時は下記部分の交換が必要になる事があります。(校正期間の目安:約2週間)

項目 点検周期
アキュムレータガス充填 1年
アキュムレータダイアフラム交換 2年
各種Oリング・シール交換 2年
  温度コントローラー交換 20万回または
ヒーター通電中ランプが 高速点滅する場合
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