新年明けましておめでとうございます。
平素より、丸善製品をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
昨年は、世相を表す漢字が「災」であったことが象徴するように、各所での地震や北日本豪雨、台風の直撃など多くの災害に見舞われました。
あらためまして被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
昨年は自然災害以外にも、スポーツ界のパワハラ問題、大学入試不正問題、企業の労務管理の問題、北朝鮮のミサイル発射など、国内外の様々な場面で過去の常識が当てはまらないことや、過去許されていたことが許されなくなった多くの変化が見られた年だったと思います。良いニュースとしてはスポーツ界を中心に平昌五輪での羽生選手の2大会連続の金メダル、サッカーワールドカップでの日本チームの活躍、大坂なおみ選手の全米オープンテニス優勝など、良い意味で過去の常識があてはまらない活躍も多く見られました。
一昨年の干支の解釈は、「在来勢力に対抗する新しい動きが出てくる革命の年」、昨年の干支の解釈は、「変化の年、価値観が変わる年」でしたが、何となく合っているようにも感じる1年でした。今年の干支は、己亥(つちのと い)。「今まで続けてきた物事がピークを迎える一方で、新しい飛躍に向けた準備を始める年」との解釈のようです。昨年の弊社は開発スケジュールの遅れにより、新製品開発が少し停滞した1年でしたが、
今年は多くの新製品を皆様にお届けすることが出来ると思います。
数年前から、「ワクワクするモノづくりを実現して、お客様にもワクワクしていただこう。」というスローガンで経営していますが、まだ道半ばですので、今年も引き続きお客様にワクワクしていただけるような商品・サービス探しの活動を進めてまいります。米国を中心に世界経済が大きく変化する1年になりそうですが、内面(社内)をしっかり磨くことを続けて、外部環境の変化に対応していきたいと思っています。ただ、自然災害だけは別の話で、今年は自然災害が少ない穏やかな1年になることを祈念しております。
本年も、何卒、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2019年1月7日
代表取締役社長
諏訪部行生