ハンドブレーカとは？種類やチッパー・ピックとの違いについて

ハンドブレーカとは？どんな特徴があるの？

ハンドブレーカとは、解体工事などで用いられる手持ち式のハツリ機械のことです。

解体工事などで主にコンクリートを壊す際に使われます。

ハンドブレーカは手持ち式で持ち運びが容易なため、重機の搬入が難しい場所での解体に使われることが多いです。

従来、ハツリ工事はハンマーなどを用いて人力で行われてきましたが、ハンドブレーカを用いることで作業効率が大幅に向上しました。

ハンドブレーカのメリット

本体が小型のため、重機が入れないような場所での局所的な解体に向いています。

ハンドブレーカにはどんな種類があるの？

ハンドブレーカには、軽いものだと3kgのものから、重いものだと40kgのものもあります。
ブレーカ、チッパー、ピックなどの呼び方がありますが、それぞれの違いは重量です。

当社の定義では、3〜5kgのブレーカをチッパー（チッピングハンマー）、10kg前後のブレーカをコールピック（コールピックハンマー）と定義しております。

チッパー（チッピングハンマー）・コールピック（コールピックハンマー）タイプ

ハンドブレーカですが、ハンディサイズの小型軽量のブレーカもあり、チッパー・コールピックなどと呼ばれます。別名として、チッピングハンマーや、コールピックハンマーとも呼ばれます。
コンクリートの小ハツリやアスファルトの破砕などに適しています。

ハンドブレーカの種類　空圧式・電動式・油圧式って？

ハンドブレーカは、動力源が必要です。
何を動力源とするかで、空圧式（エアー）・電動式・油圧式の3種類に分類できます。
それぞれの特徴を解説します。

空圧式（エアーブレーカ）の特徴

• ブレーカ単体だと、3種類の中で一番安い
• パワーが強い
• ホースの延長が可能
• 一台のコンプレッサーで2～3機種のブレーカを同時に使用可能
  （コンプレッサー容量　15HP 1口、20HP～ 2口、50HP～ 3口）

電動式（電動ブレーカ）の特徴

• 動力源込みだと、3種類の中で一番安い
• 動力源（発電機）がコンパクトサイズで、簡単に移動が可能
• 電源が取りやすい
• 種類が多い

油圧式（油圧ハンドブレーカ）の特徴

• パワーが強い（空圧式と同等）
• 動力源（油圧ユニット）がコンパクトサイズで、簡単に移動が可能
• 耐久性が高く壊れにくい
• メンテナンスがほとんど不要（機械内で油が循環するため錆びない）
• 低騒音
• 寒い環境でも使用可能(-30℃まで使用可能)、温度の高い油が循環する（循環式）のため作動不良を起こさない

上記の内容を表にまとめました！

当社のハンドブレーカをご紹介！

丸善工業の油圧式ハンドブレーカをご紹介致します。

動画にて実際に駆動している様子をご覧いただけます。ぜひご覧くださいませ！

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

ハンドブレーカについてご理解いただけましたでしょうか。

おもしろ建機ナビを運営する丸善工業では、油圧ハンドブレーカの製造・販売を行っております。

丸善工業では、油圧ハンドブレーカのプロである当社のスタッフがお客様の要望や状況を丁寧にヒアリングし、お客様に合わせて最適な製品をご提案させて頂きます。

ハンドブレーカの選定にお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽におもしろ建機ナビにお問い合わせくださいませ。

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