使用方法
1.ご使用の前に
(1) エンジンオイルの確認 エンジンを水平にしてオイル給油キャップを外し、注入口の口元までオイルがあるか確認してください。 不足している時は、Honda 純正ウルトラU汎用(SAE10W-30)またはAPI分類SE級以上の SAE10W-30オイルを口元まで補給して下さい。 容量は0.6ℓです。 オイルアラート機能付きです。 エンジンオイルが不足すると自動的に停止し、エンジンオイルが不足したままでは始動できません。 (2) 油圧作動油の確認 作動油タンクの油面計で油面が確認できない時はISO VG32 相当の粘度の油圧作動油を用意し、 作動油タンク上面の注入口プラグをはずして、 油面が油面計の中央の高さくらいになるまで注入して下さい。 容量は約4ℓです。 作動油例:スーパーハイランド32(JXエネルギー)、 シェルテラスオイルT32(シェル) (3) 燃料の注入 エンジンの燃料タンクに自動車用普通ガソリンを注入してください。 容量は約3.1ℓです。 燃料がこぼれたら、きれいにふき取ってください。
2.エンジンの始動
(1) エンジンの始動操作をする前に、 パワーユニットのホースを油圧アタッチメントのホースに接続して下さい。 ホースを接続しない状態ではエンジンを始動しないでください。 また、切替レバーを必ず下図の位置になるように切り替えてください。 (2) 始動操作 ①燃料コックレバー“出”の位置に合わせます。 ②寒い時やエンジンがかかりにくい時にはチョークレバーを“始動”の位置に合わせます。 ③エンジン回転レバーを矢印の方向に少し動かします。 ④エンジンスイッチを“ON(運転)”の位置にします。 ⑤始動グリップを静かに引き、重くなるところで止めます。 次に矢印方向に強く引っ張ります。 ・始動グリップは引いたまま手を放さないで、静かに元に戻してください。 ・運転中は始動グリップを引かないでください。 ⑥チョークレバーを“始動”にしたときは、エンジン回転が安定するとを確認しながら徐々に“運転”の方向に戻します。
3.運転、作業
(1) エンジン回転レバーを(H)に動かし最高回転数にします。 (2) 切替レバーを下図の位置になるように切り替えます。 (3) 油圧アタッチメントを使用します。各油圧アタッチメントの操作は各々の取扱説明書に従って下さい。 (4) 油圧アタッチメント (ブレーカ等)を使用しない時は、 なるべくエンジン回転レバーを低速(L)側に動かし、エンジンの回転を下げます。 騒音防止と燃料の節約になります。
4.停止
(1) エンジン回転調整レバーを“低”の位置(矢印の方向)に戻します。 (2) エンジンスイッチを“OFF”(停止)の位置に回します。 (3) 燃料コックレバーを“止”位置に合わせます。 (4) 油圧アタッチメント(ブレーカ等)のホースを切り離します。 ホース先端のカプラを互いに接続しておきます。 <注意> 作業により、油圧アタッチメント(ブレーカ等)ホース工具、パワーユニットの各部が高温になっています。 必ず手袋を着用して下さい。