使用方法
自動給油バルブの操作方法
切断作業の際は、自動給油バルブを開き(反時計回りに1.5から2回転)多少のオイルをソーチェーン部に給油させながら作業を行って下さい。ソーシェーンとガイドバー間の摩擦が軽減し耐久性を高めます。
操作手順
● マイナスドライバーやコインで自動給油バルブを反時計回りに1.5から2回転回して下さい。
● コントロールレバーを握って離した時にだけソーチェーンへ微量のオイルが給油されます。
● 自動給油バルブ開放直後は、5回程度コントロールレバーの操作を行って下さい。
● 作業終了後は、自動給油バルブを時計回りに回転させ閉じて下さい。
● 給油されるオイルは、油圧源の作動油を使用しているので、定期的な油量確認を行って下さい。
油圧システム切換バルブ
油圧モータ部の保護用のバルブです。
油圧源の種類により、本機のモータ部に異常な圧力が加わり油漏れを起こす可能性があります。
● 油圧源1「U-070-2」
ユニット側の操作ノブ始動と作業は手作業であり、切り替えのスピードは遅い。
例えば、手で切り替えた場合、1秒で0から20Lになるイメージ。(徐々に油量が増える)
● 油圧源2「バックホー、建駐車」
電磁バルブ等を使用していると、切り替えのスピードが速い。
例えば、電磁バルブであれば、0.1秒で0から20Lになるイメージ。(瞬時に油量が増える)
油圧源2のように、瞬時に油量が増えると、衝撃波のような油が本機のモータ部へ流れ込む。
その瞬間的な圧力によりモータが破損するおそれがあります。
その様な場合、この油圧システム切換バルブにより、衝撃波を直接モータに与えないようにすることが可能です。
操作方法は、二面幅27のスパナで切替えバルブを回し「C」―「O」や「C」―「C」の文字が一直線上になるようにする。(工場出荷時「C」―「O」)
使用上、作業上の注意事項については取扱説明書を参照して下さい。