使用方法
【使用方法1】 アタッチメント作業(ブレーカ等)
1.ご使用の前に
(1)油圧作動油の確認
作動油タンクの油面計で油面が確認できない時はISO VG32 相当の粘度の耐摩耗性油圧作動油を用意し、
作動油タンク上面の注油口プラグをはずして油面が油面計の中央の高さくらいになるまで
注油して下さい。
容量は約10ℓです。
作動油 例:ENEOS スーパーハイランド32、シェルテラスオイル T32 等
<注意>
新しい延長ホースを接続する場合は、作動油がホース内部に入る分作動油内の油量が減ってしまいます
ので、必ずご使用の前に油面計のレベルが中央の高さになるまで油圧油を補充して下さい。
参考:15m延長ホース1セットで約3リットルの作動油が入ります。
(2)電源と油圧ユニットの電源コードを接続します。
電源の容量は30A以上必要です。
エンジン発電機に接続するときは11KVA以上の発電機をご使用下さい。
電源用コネクタが電源の差込口と合わない時は交換して下さい。
(3)始動操作
①油圧アタッチメント(油圧ブレーカ等)を接続します。
②前面のパネルの切替えレバー1を”A”の位置にします。
③切替えレバー2を”D”の位置にします。
④起動停止スイッチの”ON”ボタンを押して起動します。
⑤切替えレバー1を”B”の位置にします。 これで作業が出来ます。
(4)ブレーカ等のアタッチメントで作業を行います。
(5)停止
①切替えレバー1を”A”に戻します。
②起動停止スイッチの”OFF”ボタンを押して停止します。
③油圧アタッチメント(ブレーカ等)と油圧ユニットのホースを切り離します。
④カプラにキャップをかぶせ、電源コードを収納します。
<注意>
作業により、油圧アタッチメント、工具、ホース、油圧ユニットの各部が高温になっていますので、
必ず手袋を着用して下さい。
【使用方法2】 アタッチメント作業(超高圧機器作業)
電源コード接続までは 【使用方法1】 と同じです。
1.始動操作
(1)油圧ユニットと超高圧機器(クラッシャ等)とをホースで接続します。接続は下図に従って行います。
(2)前面のパネルの切換えレバー1を”A”の位置にします。
(3)切替えレバー2を”C”の位置にします。
(4)起動停止スイッチの”ON”ボタンを押して起動します。
(5)切替えレバー1を”B”の位置にします。 これで作業が出来ます。
2.クラッシャ作業
(1)クラッシャ操作押しボタンスイッチの”閉”を押すとクラッシャの爪が閉じます。
(2)クラッシャ操作押しボタンスイッチの”開”を押すとクラッシャの爪が開きます。
3.停止
(1)切替えレバー1を”A”に戻します。
(2)起動停止スイッチの”OFF”ボタンを押して停止します。
(3)ウォールクラッシャと油圧ユニットのホースを切り離します。
(4)カプラにキャップを装着し、電源コードを収納します。
カプラにキャップを装着するのを忘れないでください。