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油圧ハンドブレーカ / BH-16VS

特長

・専用静音モイルポイント採用で、低騒音を実現

・【ハンドル部防振値】3軸合成値:8.4㎨

・油圧式のため、寒冷地でも凍結しません!

仕様

型式 BH-16VS
外形寸法(mm) 678×410×110
本体質量(kg) 19(工具含まず)
作動油圧(MPa) 8~11
最高圧力(MPa) 20.6
所要油量(ℓ/min) 20.5
打撃数(bpm) 1450
モイルポイント Φ28×445mm(静音ゴム付)
接続口金 3/8インチカプラ
許容背圧(MPa) 2.5
延長ホース 3/8インチ×10m(ユニット使用時)
推奨作動油 ISO VG32相当耐摩耗性作動油
騒音値 7m地点:83dB(A)
ハンドル部振動値 3軸合成値:8.4㎨ (測定規格 JIS B 7762-5)

専用静音モイルポイント

使用方法

油圧源の圧力、流量がハンドブレーカの仕様に適合していることを確認してください。

作業準備

1.本機のリンチピンとリテーナピンを外し、工具を挿入します。リテーナピンを挿入するときに途中で引っかかる時は工具を回して位置に合わせてください。

2.リンチピンとリテーナピンをセットします。(工具装着図参照)
工具を引っ張った時、工具が抜けないことを確認します。

3.カプラにゴミ埃が付いていないことを確認し、延長ホースで本機と油圧源とを接続します。(接続語はカプラロックをしてください)

4.油圧源を起動し、本機に油が流れるようにします。

 

実作業

5.工具を破砕物に直角に当て、本機を少し押さえ込むようにして安全ロックレバーを指で引いた状態でコントロールレバーを握ると打撃を開始します。
(下記、安全ロックレバーの解除図参照)

 

6.1箇所を30秒以上打撃して割れない時は場所を変えてください。

7.10秒以上空打ちさせないでください。

8.工具の静音ゴムが劣化すると、低騒音の効果が弱まります。静音ゴムを交換してください。

 

作業終了

9.作業終了後、油圧源を停止します。

10.工具を押し込み、ピストンを押し上げた状態にします。

11.延長ホースを取外します。

12.本体ホースのカプラを互いに接続し、ゴミ埃の付着を防止します。

13.本機に付いた泥や汚れを清掃します。

 

静音ゴムの交換方法

1.劣化した静音ゴムを取り外す場合は、ナイフ等で切れ目を入れ、外してください。

2.取付け方法は、静音ゴムの内径に油を付け、静音ゴムを傷つけないように上面をプラスチックハンマー等で打撃し、モイルポイントと上面を揃うまで挿入してください。

3.パイプ材を使用して下記図右の溝位置まで静音ゴムを入れてください。

保守点検

1.日常点検

(1)本体ホースや本機からの油漏れや油のにじみがないか点検してください。

(2)工具の折損につながるような傷や亀裂がないか点検してください。

(3)静音ゴムに亀裂がないか点検してください。

 

2.定期点検

定期点検は当社または当社サービスセンターに依頼してください。

 

点検項目 点検周期
アキュムレータガス充填 1年
アキュームレータダイヤフラム交換 2年
バルブロッド部Oリング交換
Uカップパッキン交換
各部Oリング交換 3年

※アキュムレータガスの充填圧力は3.9MPaです。

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