時代の先を行く開発型企業。「総合機械メーカーの丸善工業」
English  

油圧ハンドブレーカ / BH-23K,RK

特長

・クラス最大の打撃力を実現!

・イージーコントロール機構付き
  新機構採用で狙った所へピンポイント打撃。

・油圧式のため、寒冷地でも凍結しません

仕様

型式 BH-23K,RK
外形寸法(mm) 690×432
本体質量(kg) BH-23K:24.5(工具含まず)
BH-23RK:25.1(工具含まず)
作動油圧(MPa) 8~11
最高圧力(MPa) 20.6
所要油量(ℓ/min) 20.5
打撃数(bpm) 1000
シャンク寸法(mm) BH-23K:1″六角×108
BH-23RK:Φ30 丸×87
接続金具 3/8インチカプラ
許容背圧(MPa) 2.5
延長ホース(m) 3/8インチ×10(ユニット使用時)
推奨作動油 ISO VG32(標準使用)または
ISO VG46相当耐摩擦性作動油
空打ち防止機構内蔵 空打ち時、工具がラッチに繰返し衝突するのを防止

 

特別工具

 

製品ムービー

使用方法

油圧ユニットU-070以外の油圧源に接続するときは、油圧源の圧力、流量がハンドブレーカの仕様に適合していることを確認してください。

 

作業環境

1.油圧ハンドブレーカのラッチを開き、工具を挿入します。
   六角シャンクの工具を挿入する時に途中で引っかかる時は工具を少し回転させてください。

2.ラッチを閉じます。工具を引っ張った時、工具が抜けないことを確認します。

 

3.カプラにゴミ埃が付いていないことを確認し、延長ホースでハンドブレーカと油圧源とを接続します。

 

4.油圧源を起動し、ハンドブレーカに油が流れるようにします。(バルブの切換え等)

 

実作業

5.工具を破砕物に直角に当て、ハンドブレーカの本体を押さえ込むようにしてコントロールレバーを
   握ると打撃を開始します。

 

6.1箇所を30秒以上打撃して割れない時は場所を変えてください。

7.10秒以上空打ちさせないでください。

 

作業終了

8.作業終了後、油圧源を停止します。

9.工具を押し込み、ピストンを押し上げた状態にします。

10.延長ホースを取外します。

11.ブレーカホース、延長ホースのカプラを互いに接続し、ゴミ埃の付着を防止します。

12.ラッチを開き、工具を取外します。

13.ハンドブレーカに付いた泥や汚れを清掃します。

保守点検

1.日常点検

(1)ブレーカのホースや本体から油漏れや油のにじみがないが点検してください。

(2)ブレーカの工具に折損につながるような傷や亀裂がないか点検してください。

 

2.定期点検

定期点検は当社または当社サービスセンターに依頼してください。

 

点検項目 点検周期
アキュムレータガス充填 250時間または1年
アキュームレータダイヤフラム交換 500時間または2年
バルブロッド部Oリング交換
Uカップパッキン交換
各部Oリング交換 3年
可動ブッシュの摩耗 250時間または1年
可動ブッシュ部へのグリース補給 50時間毎

※アキュムレータのガス充填圧力は3.5MPaです。
プラグをグリースニップルに交換し、グリースガンで8~10回給脂します。給脂後、グリースニップルをプラグに戻します。

お問い合わせ 製品Q&A カタログDL