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全自動集塵機フィルター洗浄装置 / CLE102

特長

・自動洗浄なので作業効率が上がります
 フィルターをセットし、洗浄ボタンを押すだけで後は自動で洗浄します。

・フィルターは洗浄後、すぐに使用可能です
 洗浄は水を使わず、エアーのみで行うため、洗浄後すぐに使用できます。

・粉塵を残さず回収!作業環境を汚しません
 洗浄で発生したフィルターのゴミ埃はサイクロン式集塵機で残さず回収します。外に漏れだすことはありません。

仕様

型式 CLE102
外形寸法(洗浄装置)(mm) 2015×910×1080
外形寸法(サイクロン式集塵機)(mm) 2060×430×805
質量(洗浄装置)(kg) 350
質量(サイクロン式集塵機)(kg) 45
供給電源(A) 定格15 AC100Vコンセント電源 2系統
供給空気源 1.1㎥/min以上の吐出能力を持つ
コンプレッサーから供給

製品ムービー

使用方法

自動洗浄の準備

1.電源の投入
サイクロン式集塵機及び洗浄盤用のブレーカを入れ、通電表示灯で確認してください。

2.エアー圧力の設定
エアー3点セットのレギュレータ部で供給圧力を調整してください。
洗浄用エアーノズルの使用圧力は0.4~0.45MPaです。(吹付け使用中の圧力です)

<注意>
圧力値が正しくないと動作しなかったり、耐久性が低下します。

3.エアー経路の切替え
手動切替弁のレバー位置をフィルター洗浄用ノズル供給側(奥側)にして下さい。

 

円筒型フィルターの自動洗浄

1.フィルターの開口部を下向きにして専用の吊り下げ金具をフィルターにセットして下さい。
金具のチェーン先端フック4箇所をフィルタの金属フレーム部に均等に掛けて下さい。
持ち上げてチェーンの張りにばらつきがある時はバランスが取れていませんので位置を修正して下さい。
吊り下げ金具はフィルタサイズにより2種類ありますので選択使用して下さい。

2.吊り下げ金具上端を洗浄盤内のフック部に掛けて下さい。

3.左右の洗浄用エアーノズルにフィルターから10~20mm程度離れる位置にスライドして下さい。
近づけ過ぎてノズルをフィルタに接触しない様に注意して下さい。

 

4.円筒型フィルタの自動洗浄時間をタイマーで設定してください。
※1工程の洗浄時間は約4分ですが、フィルタの汚れ度合いにより調整して下さい。

5.円筒型自動洗浄ボタンを押すと下の様な流れで自動洗浄します。

 

平板型フィルタの自動洗浄

1.フィルタを移動台のクランプ部にセットして下さい。
クランプはスプリング構造になっていますので、取手を引き隙間にフィルターの金属フレーム部を挟み込みます。

 

2.左右の洗浄用エアーノズルをフィルターから10~20mm程度離れる位置にスライドして下さい。
近づけ過ぎてノズルをフィルターに接触しない様に注意して下さい。

 

3.平板型フィルタの自動洗浄時間をタイマーで設定してください。
※1工程の洗浄時間は約3分ですが、フィルターの汚れ度合いにより調整して下さい。

4.平板型自動洗浄ボタンを押すと下の様な流れで自動洗浄します。

 

対象サイズ以外のフィルタ洗浄

1.平板型フィルター移動台を制御盤のスイッチで奥へ動かしレール上のスペースを確保して作業台をセットして下さい。

2.フィルターを作業台に載せて前面ドアを閉じて下さい。

3.サイクロン式集塵機を単独運転させて上で手作業用スリット口からエアーガンを入れて吹付け洗浄します。

4.エアーガンをスリット口に向けると粉塵が吹き出してくる場合がありますので注意して下さい。

5.吹付け洗浄後は洗浄盤内に舞い上がっている粉塵が無くなるまでサイクロン式集塵機の運転を続けて下さい。

保守点検

1.終業前にエアー3点セットのドレン水をマニュアル操作で排出して下さい。
型式:エアコンビネーション AC40C-03CG-A(オートドレン式)(SMC)

2.洗浄盤内の機構部及び盤内に堆積する粉塵は定期的に掃き落とし、多量に堆積させない様にして下さい。

3.洗浄盤内の回収用スロープ上に堆積した粉塵は定期的に中央の穴から回収用の缶に落として下さい。

4.サイクロン式集塵機の上袋内面に付着する粉塵を小まめに振り落して下さい。
目詰まりにより集塵能力の低下となります。

5.サイクロン式集塵機の下袋で回収した粉塵は早めに取り出して下さい。
下袋内の粉塵量が多くなっていると、再び巻き上がったりして上袋の目詰まりも早くなります。

6.洗浄用ノズルの円筒内に堆積する粉塵を定期的に清掃し取り除いて下さい。

7.LED照明及び前面ドアのアクリル窓内側に付着した粉塵は小まめに払い落として下さい。

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