使用方法
作業準備
油圧源の圧力、流量が本機の仕様に適合していることを確認して下さい。
1.カプラにゴミ埃が付いていないことを確認し、本機と延長ホース間にリモートバルブを接続し、
油圧源とを接続します。(接続後は、カプラロックをしてください)
リモートバルブは、油圧ホース側が本機(杭打機)になるように接続して下さい。
2.打込工具装着時には、グリース目安約5gをAに塗布してから本機へ挿入してください。
3.リテーナピンを挿入し、打込工具の抜け止めをします。
反対側から出るリテーナピンの先端にリンチピンをセットしてください。
4.「グリース給脂口」内にグリスニップルが付いています。
グリースをグリースポンプで4~5回給脂します。
グリース給脂直後は、余分なグリースが打込工具の差込口から噴射することがあります。
注意して下さい。
5.本機を安全にご使用いただくために、落下防止処置を行ってからご使用下さい。
6.打込工具の落下防止ワイヤを本機に接続して下さい。
打込む杭、またはパイプに本機打込工具をかぶせます。
7.油圧源を起動し、本機に油が流れるようにします。
実作業
8.リモートバルブの起動レバーを「ON」側にすると本機は作動します。
9.所定の深さまで打ち込み後、起動レバーを「OFF」側にすると本機を停止します。
10.KH-800用リーダを利用すると、より安全に正確な作業ができます。
(油圧杭打機用リーダ/KHL-800の製品ページはこちら)
作業終了
11.作業終了後、油圧源を停止します。
12.工具は外して下さい。
13.延長ホースを取外します。
14.本体ホース及び延長ホースのカプラを互いに接続し、ゴミ埃の付着を防止します。
15.本機に付いた泥や汚れを清掃します。
※使用によって打込工具に少量の油が付着することがありますが、これは異常ではありません。
打込工具組付け上の注意
打込工具にロッドを組付ける際は、打込工具落下防止ワイヤ取付け位置とロッドの平面部が平行になる向きで組み付けて下さい。