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油圧杭打機用リーダ / KHL-800

特長

・KH-800へ取付けることにより、より速く垂直打込み!

・KH-800、重機への取付け、取外しも簡単
 共に、ピンブラケットの取付けのみで、重機の改良も不要です。

・H鋼、ガードパイプの打込みに最適
 H鋼、ガードパイプも傾くことなく正確に打込み可能です。

・油圧ショベル、クレーン仕様の2種類をご用意
 使用される重機に合わせてお選びいただけます。

 (油圧杭打機/KH-800の製品ページはこちら)

 

仕様

外形寸法(mm) 油圧ショベル仕様 L3445×W868×T543
クレーン仕様   L3810×W898×T383
本体質量(kg) 油圧ショベル仕様 240(打込み工具含まず)
クレーン仕様   242(打込み工具含まず)
ストローク(mm) 1900
その他 手動ウインチ(自動メカニカルブレーキ付き)
ワイヤ径 φ5mm
ワイヤの自動送り部

使用方法

作業準備

1.油圧ショベル仕様とクレーン仕様では作業方法に違いがあります。

 

(a)油圧ショベル仕様
 ピンブッシュ式Mピンブラケットの組付け(部品図参照
 ピンブッシュ式Mピンブラケット[41]をボルト[42]、
 ザガネ[43]を締付けトルク170N・mで締付けてください。
 油圧ショベル質量で杭打込み時のリーダ揺れを抑えるので、
 地面に対し、リーダが浮いた状態でセットしてください。
 
(b)クレーン仕様
 アンカーの組付け(部品図参照
 アンカー[40]をボルト[39]、ザガネ[2]を締付けトルク65N・mで締付けてください。
 クレーン操作によりリーダ下部アンカーを地面に刺して
 杭打ち込み時の揺れを抑えてください。

 

実作業

2.杭を打ち込む位置へリーダを設置してください。

3.手動ウインチを操作し、杭がセットできる高さまで杭打ち機を上げ、杭をセットしてください。

4.杭のセット後に手動ウインチ操作でウインチからワイヤを引き出し、
  「ワイヤ自動送り部」に蓄えてください。
  下部から出るゲージボルトでその状態を確認してみてください。

5.KH-800型 杭打機の使用手順に沿って打込み作業を行ってください。

  (油圧杭打機/KH-800の取扱説明書ページはこちら)

6.杭の打ち込み量に合わせ「ワイヤ自動送り部」からワイヤが送り出されます。

 

作実作業後

7.作業終了後、杭打機(KH-800型)は、取扱説明書(P9)記載の方法で作業を終了してください。

  (油圧杭打機/KH-800の取扱説明書ページはこちら)

8.リーダに付いた泥や汚れを清掃してください。

9.横に寝かし安定した姿勢で保管してください。

 

 

保守点検

長期保管の時は下記の処置をしてください。

(1)リーダ摺動溝内にグリスを塗ってください。

(2)リーダ全体を油で湿した布で拭き清掃します。

(3)リーダは二分割にて保管することもできます。
    リーダA[26]とリーダB[8]を固定している支えL[28]を外すとリーダA/Bを分割することができます。
    分割したリーダA/Bは、下図のように重ねてボルト(B-10×30、4箇所)で固定してください。

 

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