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油圧横掘オーガー  /  AY01H

特長

・ソリ付きで快適な横掘作業を実現できます

・コンパクトで作業スペースは最小でOK!

・油圧式のため水にも強い!

仕様

型式 AY01H
外形寸法(mm) 274×343×515
本体質量(kg) 15
最高圧力(MPa) 13.7
所要油量(ℓ/min) 9~25
掘削トルク(N・m) 最大88
回転数(rpm) 300
接続口径 3/8インチカプラ
延長ホース(m) 有効長1/2×20
オーガー径(mm) φ100~φ200

 

[標準オーガー種類]

オーガー径 ジョイント方式 備考
φ50×500L スナップオン式 アダプター必要
φ75×500L
φ100×500L
φ150×500L
φ200×500L
φ250×500L

 

[最大掘削性能]

オーガー径(mm) 横掘り(m)
φ50~75 7~8
φ100~200 3~5
φ250 2~3
φ300~350

製品ムービー

使用方法

1.オーガー掘削トルクの反力を支え、掘削する時の「てこ」としても使うための棒を用意して下さい。
   直径φ20mm~35mm、長さ2.5m~3.5m程度の鉄のパイプまたは丸棒が適当です。

2.横掘ハンドオーガー及び作業者が入る発進穴を油圧ショベル等で掘削します。
   穴の幅は700mm以上、長さは1400mm以上必要です。
   また穴の深さは横穴の中心位置よりも300mm以上深くする必要があります。

 <注意>
  穴の壁が崩れたりすることがないように、充分な処置をして下さい。

3.オーガーの到達位置にも必要な大きさの到達穴を掘削します。

4.発進穴の底に、横掘ハンドオーガーを滑らすための、コンクリートパネル等の板を敷きます。

5.横掘ハンドオーガーをコンクリートパネルの上に置き、削孔する穴の位置と穴の方向に合わせ、
   コンクリートパネルの高さや傾斜を調整します。
   調整後、コンクリートパネルが動かないように固定します。

6.横掘ハンドオーガーと油圧源とを延長ホースで接続します。

7.先端オーガーを横掘ハンドオーガーの取付具に装着します。
   スナップボタンが確実に取付具の穴から出ていることを確認します。

8.横掘ハンドオーガーのパイプ部に掘削の反力を受けるための棒を差し込みます。
   この棒は地上の作業者が保持し、掘削作業を補助します。

9.油圧源を始動します。(または油圧源の流れを切り換えます)

10.横掘ハンドオーガーのハンドルを保持し、オーガー先端掘削位置に押し付けます。
     ハンドル部の長い方のレバーを握ると、オーガーが正転します。
     コンクリートパネルの上を滑らせながら押し込み掘削します。

 <注意>
  オーガー先端を掘削位置に押し付けないで回転させると、オーガーが振られて危険です。

11.掘削長さに応じて、エクステンションオーガーを順次継足しながら掘進します。
     石等の障害物で停止した時は、オーガーを後退させたり、逆回転させたりしながら障害物を排除します。
     排除不可な障害物があると思われる時は掘削を中止し、位置や方向を変えるか、または障害物を
     取り除いてから再度掘削して下さい。
     硬い土質の場所では、反力を受ける棒を「てこ」として使い、横掘ハンドオーガーを前進させる
     ようにします。

12.先端オーガーが到達穴に達したら、回転を停止し、横掘ハンドオーガーを引き戻し、
     順次エクステンションオーガーを取外して回収します。

13.作業終了後、油圧源を停止します。延長ホースを取外し、横掘ハンドオーガー、
     先端オーガー等を穴から引き上げます。
     横掘ハンドオーガーのホース及び延長ホースはオス・メスのカプラを互いに接続しておきます。

14.使用後は使用した機材に付着した土を充分に洗浄します。
     オーガーのジョイント部に詰まった土も除去します。
     乾燥させた後、防錆油を塗る等の処置をして保管します。

保守点検

1.日常点検

修理については当社へ依頼して下さい。

 

点検項目 点検周期
各部ボルト・ナットの緩み 緩んでいる時は増締め
操作レバーの曲り、動き 曲り修正 動きが悪い時は、切換バルブの修理を依頼
モーターからの油のにじみ 油がにじんでいる時は修理依頼
操作バルブからの油のにじみ 油がにじんでいる時は、ボルトの増締め
または修理依頼
ホースからの油のにじみ 油がにじんでいる時は交換
ホース金具の緩み 緩んでいる時は増締め
オーガーの曲り 曲りがある時は修理依頼または交換
ハンドル溶接部 亀裂等がある時は修理

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