使用方法
1.油圧チッピングハンマーのホースを小型パワーユニットU-070型のホースに接続します。
(ホース延長は3/8×10mまでです)
2.工具を組み付けます。
①フロントエンド部に③工具を差し込み、②フロントキャップを①本体に手で堅く締まるまで、ねじ込みます。
3.小型パワーユニットU-070型のエンジンを始動し、暖気運転を行います。
4.チッピングハンマーの④ハンドルグリップとサイドハンドルを握り、「はつり」の位置を決めて、
⑤コントロールレバーを握ると油圧チッピングハンマーは作動します。
サイドハンドルの取付け方法
1.サイドハンドルの六角穴付M8ボルトをゆるめ、フロントキャップより大きくし、下から差し込みます。
2.フロントエンド部の位置で六角穴付M8ボルトを締めてサイドハンドルをフロントエンドに締付けます。
3.取付後サイドハンドルを握り、ゆるみがないことを確認します。
締付けが不十分のまま使用すると、使用中に外れたり、破損することがあり危険です。
水中仕様機の使用上の注意
1.基本的な使用前点検内容と作業上の注意内容は標準機の取扱説明書に準じます。
2.水中仕様油圧ブレーカでは、ピストンがロッドを打撃する際にブレーカ内部で水圧が上がる事を防ぐ為に
フロントエンドに水の出入り用の穴を設けています。
この穴をふさぐことの無い様に使用してください。
穴がふさがれ、水の出入りができないと瞬間的に圧力が上がった水がブレーカ本体と油圧回路に入り
故障の原因となります。
3.水中作業の前に大気中にて試し打ちを行ない、ブレーカに異常や配管ホースからの油もれがないか
確認してください。
4.油圧ホースカプラの接続、切り離しは油圧源を停止した大気中で行ない、
水・泥などが入り込まないように注意してください。
5.破砕作業の要領は基本的に陸上と同じですが、工具先端が水没し破砕箇所が見えない場合には
足元に十分気を付けてください。
6.使用中に油が多量に浮遊するような場合には、水中作業を停止し、
水中より本体を引き上げて点検してください。