使用方法
補助ハンドルの取付方法
1.補助ハンドルをブレーカのフロントエンド部の図示の部分(平行部分)にセットします。
2.ボルトに座金をセットし、ボルトを締付けます。※締付けトルク 34.3N・m
3.取付け後ハンドルグリップを握り、がたつきのないことを確認します。
水中仕様機の使用上の注意
1.基本的な使用前点検内容と作業上の注意内容は標準機の取扱説明書に準じます。
2.水中仕様油圧ブレーカでは、ピストンがロッドを打撃する際にブレーカ内部で水圧が上がる事を防ぐ為に
フロントエンドに水の出入り用の穴を設けています。
この穴をふさぐことの無い様に使用してください。
穴がふさがれ、水の出入りができないと瞬間的に圧力が上がった水がブレーカ本体と油圧回路に入り
故障の原因となります。
3.水中作業の前に大気中にて試し打ちを行ない、ブレーカに異常や配管ホースからの油もれがないか
確認してください。
4.油圧ホースカプラの接続、切り離しは油圧源を停止した大気中で行ない、
水・泥などが入り込まないように注意してください。
5.破砕作業の要領は基本的に陸上と同じですが、工具先端が水没し破砕箇所が見えない場合には
足元に十分気を付けてください。
6.使用中に油が多量に浮遊するような場合には、水中作業を停止し、
水中より本体を引き上げて点検してください。